「品質は、現場で流した汗の量に比例する」。妥協しないものづくりを。

品質管理室は、「製品の品質をより高度に保つ」という重要な役割を担っています。私が現在担当しているのは、ハイブリッド車に用いられる機能部品などの品質管理業務。生産準備の段階では、生産技術部が設計している生産ラインについて「より不良品を出しにくくするにはどうすればいいか」という観点から改善点を検討して提案。さらに、どのような検査を行えば効率的に高品質の生産ができるかを考えて検査方法を確立していきます。私の担当している製品は、比較的当社での前例が少ない部品が多いため判断が難しいことが多いのですが、常に納入先のお客様はもちろん、その先にいるエンドユーザーのことを考え「オティックスの品質は自分が守る」という志で業務にあたっています。私は上司から「現場で流した汗の量と、品質レベルは比例する」と言われたことがあります。「机の前でパソコンに向かっているだけでは、品質はなかなか向上しない。製造現場で実際に製品を目で見て、手で触れ、確認を重ねることが重要」というアドバイスで、以来私のモットーとなっています。これからも現場に足を運び、自分の手で実際に製品を確認する作業を怠らず、オティックスの品質を守っていきたいと思っています。

技術職 下田紘生 品質管理室 西尾品質G/2016年入社 情報理工学部 情報システム工学科出身