私は入社以来、主にダイカスト(金型鋳造)製品を担当している部署で、「カムキャップ」や「カムハウジング」と呼ばれるアルミ製部品の開発に携わっています。私が開発している部品は、構想から完成まで3〜4年もの時間をかけて、何度もお客様や仕入先の方々と打ち合わせを重ね、鋳造不良が起こりにくい設計など、さまざまな面からより良い設計を探求していきます。入社当初は、これまで先輩が進めていた部品の開発を引き継いで担当していたのですが、2018年にはじめて新部品の開発を最初の構想段階から担当することに。現在完成間近のところまで進んでいます。自分が一から関わった部品が試作品となってカタチになり、各所と打ち合わせを重ねた仕様が織り込まれているのを目で確認したときは、とても感慨深いものがありました。また、意見交換しながら試作品を実際につくってくれた試作部署の方や、素材の相談にのってくれた仕入先の方々など、さまざまなメンバーと連携しながら開発が進んでいく過程を肌で感じることができ、良いものづくりのために一丸となって団結できる、最高のチームに恵まれたなとあらためて感じています。
ものづくりは日々勉強。当社は最高の「ものづくり修行場」です!